ビジネステクノクラフツが考えるプロジェクト管理(PMO)とは

管理のための管理ではなく、プロジェクトの成功を”絶対的な正義”として活動する「闘うPMO」をコンセプトに”経営層と現場”、”発注者とベンダー”相反する立場にあるステークホルダーのモデレータがビジネステクノクラフツの考えるプロジェクト管理チーム(PMO)です

業務改善プロジェクトやシステム導入プロジェクトにおいて、経営者は経営課題の解決や経営目標の達成を目指していますが、現場はより具体的な業務課題の解決や効率化を目指しています。
また、発注者としては、導入したシステムを用いて業務命題を達成することが目標ですが、ベンダー側にとってはシステムを開発すること自体がゴールになってしまうケースがあります。
大局的にはそれらの命題は同じ方向を向いていると言えますが、個別検討においては、利害が相反する局面が必ず発生します。

ステークホルダー間の円滑なコミュニケーションの醸成についての図

それを如何に解決するか。解決のためには、近視眼的な是非の検討ではなく、本来のプロジェクトの目的を見据え、当初の期間と予算内で命題を達成するのにベストな選択を考え、関係者の納得感を醸成しなければ、関係者間の溝が深まり、一体となってプロジェクトの成功に邁進することができません。
相反する両者が納得できる解にプロジェクトを導くためには、それぞれの立場を理解し、何が譲れて何が譲れないのかを客観的に把握分析することが不可欠です。
私たちは、発注側/ベンダー側どちらの立場に立っている場合でも、関係領域に積極的に踏み込み、情報を共有し、論点をまとめ、それぞれの視点で適正に是非判断ができるように最良の支援を行います。

これは、形だけの管理を行っていては実現できるものではありません。ビジネステクノクラフツではこの姿勢を「闘うPMO」と呼び、自ら相手の立場に積極的に踏み込んだプロジェクト支援を実践しています。

この様にこれまで私たちは「闘うPMO」をコンセプトとして掲げ、過去のプロジェクト経験を生かしたプロジェクト管理を実践してまいりましたが、管理業務を立上げ、運用を定着させるまではどうしても上位マネジャの関与が不可欠であり、お客様に対しタイムリーにご支援を開始できないケースも少なからずありました。
そこで、私たちは従来型の”メンバーありき”のご支援からの脱却を目指し、これまでに蓄積してきたプロジェクト管理経験やナレッジを収斂、文書化しサービス仕様書としてまとめました。
これにより社内でのプロジェクト管理要員の裾野が広がり、これまで以上にお客様プロジェクトをご支援、プロジェクトの成功に貢献いたします。

ビジネステクノクラフツでは従来型の”メンバーありき”のご支援ではなく、
柔軟な構成のサービス仕様書をお客様のプロジェクトの規模や特性に合わせて組み合わせることで
お客様のスタイル、目的に合ったプロジェクト管理(PMO)ご支援サービス(BAPS)を提供します。BAPS

サービスの魅力

サービス仕様が明確かつ組み合わせ自由。
「必要な領域だけの支援」、「全てお任せの支援」のどちらにも対応できるのでお客様の組織やプロジェクトのご事情にあった、オーダーメイドのご支援が可能です。

01.均一で高品質なサービスを明確な価格帯で提供!

従来のような”メンバーありき”のプロジェクト管理ではサービスの品質がPMやPMOメンバーの経験値に左右されがちでした。
ビジネステクノクラフツのプロジェクト管理サービスは当社の経験豊富なメンバーが過去のプロジェクトで体得したナレッジを集約した「プロジェクト管理方法論」に基づいて遂行される為、ベテランから若手メンバーまで、均一かつ品質の高いサービスをご提供します。

02.お客様と当社メンバーの混合体制によりお客様内のPMO育成にも貢献!

ビジネステクノクラフツのプロジェクト管理サービスは個人のナレッジやノウハウに依存しない、確立された方法論に基づく管理です。お客様のプロジェクト管理メンバーが当社のメンバーと協業することにより当社の方法論に触れることが出来、プロ管領域でのナレッジを体得いただくことも可能です。

03.お客様のプロジェクトの規模や特性にあわせてカスタマイズ可能なサービス体系

当社のサービスはオールインワンでご支援するプロフェッショナルサービスの他に、お客様が必要な部分のみご支援するアドバイザリーサービス+オプションサービスの組み合わせも可能であり、お客様のプロジェクトの規模や目的、特性に合わせて最適なメニューを選択いただけます。

サービスの内容

プロフェッショナルサービス・アドバイザリーサービス・オプションサービスの3つのサービス体系と、お客様のプロジェクトのフェーズ(支援領域)の組合せでメニューを選択いただけます。これにより、お客様の様々なニーズに対応いたします。

サービス内容のイメージ図

サービス体系

プロフェッショナルサービス

プロジェクト管理上必要なご支援をパッケージ化したサービスです。プロジェクトのフェーズ(支援領域)に合わせてご支援内容毎にメニューを設定しており、オールインワンの安心感 と、お客様のプロジェクト管理チームの実態に合わせて必要なメニューのみ選択できる自由度を兼ね備えたサービスとなっております。

アドバイザリーサービス

プロジェクト管理における豊富な経験、知見を備えたプロジェクトマネジャーがお客様のプロジェクト管理を支援いたします。週に一度程度、プロジェクトの状況を確認し、プロジェクト管理上必要となる「次の一手」をアドバイスいたします。

オプションサービス

プロフェッショナルサービスやアドバイザリサービスで充足できない管理業務について、ピンポイントで追加のご支援を行うサービスです。なお、サービスの特性からオプションサービス単体でのご支援は行っておりません。

支援イメージ

プロフェッショナルサービス

社内にプロジェクト管理の専門組織を持たないお客様が新システム導入等初めてプロジェクトを運営する場合、システムベンダーにお客様側の管理も含めたプロジェクト管理を依頼するケースが多いと思います。
しかしながら本来、発注者とベンダーではシステム開発の位置づけが異なり、発注者には独自の目的や役割もあるため発注側でプロジェクト管理体制を構築するのがベストです。
この様にお客様にプロジェクト管理のノウハウがなく、ベンダーも含めた管理を発注者として実施したいケースでは、プロジェクト管理に必要な機能を一通り備えたプロフェッショナルサービスが最適です。

本サービスにマッチする お客様ニーズ(例)
初めてのシステム開発PM支援

初めての社内システム開発プロジェクトだが、社内にPM経験者がいない

久しぶりの大型プロジェクトで PM経験者が不足

15年ぶりに社内システムを全面刷新するが、前回のプロジェクトの経験者が引退しており、プロジェクト管理に不安がある

お客様側のPMO設置

お客様からシステム開発のご発注をいただいたが、お客様側のプロジェクト管理体制に不安がある

アドバイザリーサービス

過去にシステム構築等のプロジェクトを実行し、社内にプロジェクト管理の経験のあるメンバーがいるものの「マルチベンダーでプロジェクトの難易度が高い」「法令対応などで遅延が許されない」等の理由で不安がある場合はアドバイザリーサービスをご利用ください。
アドバイザリーサービスではプロジェクト管理経験が豊富なメンバーが定例進捗会議の議事録などを通して必要なアドバイスを実施。お客様のプロジェクト管理上のお悩み・ご相談に応えます。
必要な部分にフォーカスしたミニマルなご支援を期待されるお客様の為のサービスです。

本サービスにマッチする お客様ニーズ(例)
社内PMの補強

現行システムの追加開発のPMを社員に任せたいが、社員だけでやり切れるか不安である

業務改善プロジェクト の支援

社内で業務改善を実施したいが、プロジェクト運営をやったことがなく不安がある

小規模プロジェクトの 管理強化

小規模のシステム開発で社外にプロジェクト管理を委託する予算はないが、法令改正対応で遅延がゆるされない

アドバイザリーサービス(+オプションサービス)

社内にプロジェクト管理を経験したことのあるメンバーはいるが、規模の大きいプロジェクトの経験がなく、経験を積ませたい場合や、プロジェクトの規模が大きくて社内メンバーだけでプロジェクトを管理するのに不安がある場合にはアドバイザリーサービスに加えオプションサービスを付加することで足りないリソースを補う事ができます。
当社のオプションサービスはプロフェッショナルサービスに付帯できるメニューもありますが、アドバイザリーサービスとオプションサービスを組み合わせることで、お客様のニーズにフィットしたご支援を実現することが可能です。

本サービスにマッチする お客様ニーズ(例)
社内PMO要員不足

社内でPMO組織があり複数のプロジェクトを回しているが、要員が足りず、いくつかのプロジェクトに手が回っていない

遂行中のプロジェクトにおける 課題の即時解決

プロジェクト管理アセスメントの結果で判明した課題・弱点を直ぐに解決したい

自社のプロジェクト管理メンバーの育成・スキルアップ

自社のプロジェクト管理メンバーのスキルアップの為に社外のPMOメンバーと協業させたい

サービス適合イメージ

   
サービス適合イメージ

料金体系

プロフェッショナルサービス

お選び頂いたメニューごとに価格帯が決まっております。料金は、各メニューを実施するにあたって必要なスキルを備えたメンバーが参画する期間により定められています。

アドバイザリーサービス

サービスを提供する当社メンバーのアドバイスの頻度により料金が決まります。

オプションサービス

メニューごとに料金が設定されていますが、サービスによっては実施頻度や回数により料金が変動いたします。

各メニューの料金詳細はこちら

メニューごとの参考価格帯は、各支援領域ページに記載しております。是非ご覧ください。

お問い合わせから導入までの流れ

お問い合わせからサービス開始まで最短で約2週間
お問い合わせ

当社HP、プロジェクト管理支援サービスお問い合わせフォームをご利用ください。

ヒアリング

メール等でプロジェクト状況についてヒアリングを行わせていただきます。

ご提案

ヒアリングの内容から、お客様に最適なメニュープラン(見積書)をご提示いたします。

契約・サービス開始

見積書をご確認頂き、正式にご契約いたします。

よくある質問

今までのプロジェクトマネジメント支援とどのような違いがあるのでしょうか。

新しい支援サービスでは、ご支援内容をサービスメニューとして明確化しており、お客様のプロジェクトのご事情に合わせたご支援内容を、お客様ご自身でお選びいただけます。

メニューが豊富なこともあり、どのサービスを選んだら良いのか、決めることができません。

プロジェクトの違いによる各サービス体系の適合性を記載しておりますが、具体的な支援メニューにつきましてはお客様のプロジェクトについてヒアリングを行った上で、ご提案をいたします。

具体的なメニュー内容を教えてください。

各支援領域ごとにメニューページをご用意しております。こちらからご確認ください。

オプションサービスだけを申し込みたいのですが。

オプションサービスは、サービスの性質上、アドバイザリーサービスまたは一部プロフェッショナルサービスに付帯し提供しております。各メニューがどのサービス体系に付帯できるかはメニューページよりご確認ください。

プロジェクトのどのフェーズに適用可能か教えてください。

計画フェーズから実行フェーズまで、プロジェクトのどのフェーズについてもご支援可能です。また、実行中や終結フェーズのプロジェクトにおける管理に対するアセスメントサービスもございます。詳しくはサービスの支援領域をご確認ください。

最短何カ月からご支援を受けられますか。

支援内容(メニュー)により、最短1か月からサービスをご利用いただくことが可能ですが、ご支援の効果を十分に発揮するためには最短3か月程度必要とお考えください。

アドバイザリーサービスを利用したいが、どのような経歴の方がアドバイスしてくれるのでしょうか。

サービスのお問合せの際にいただいた情報を元に、支援領域に合わせて最適なアドバイザをアサインいたします。御見積時にはご要望に応じてアドバイザの経歴をご説明いたします。

システム開発以外のプロジェクトについても支援可能でしょうか。

システム開発の他に、業務改善プロジェクトやパッケージ導入・機器展開などのプロジェクト管理のご支援も可能です。プロジェクトの性質上、特別な業務知識や関係法令などに対する知識が必要となる場合は、お客様側の有識者と協業して各種プロジェクト管理業務の支援を行います。