杉山 功 2015年中途入社
INTERVIEW 04

ビジネステクノクラフツに入社したきっかけ、決め手はなんでしょう。

社長との出逢い

入社のきっかけは社長の吉岡との出逢いですね。
私は、前職では事業会社に所属しており、ある大規模な社内システム更改プロジェクトに企画発注側として携わっていました。そのプロジェクトには複数の企業が開発担当として入っていたのですが、そこにビジネステクノクラフツ(以下、「BTC」)も参画していて吉岡と出逢いました。社内システム全体のグランドデザインのフェーズでしたが、吉岡とBTCのチームには顧客側の価値を最大限にするためにはどうするべきか真剣に検討して頂き、とても信頼できる方たちだとその言葉や行動から感じていました。

当時の私は自社内では歯に衣着せぬ物言いをするので(笑)、会社ではそれなりのポジションに就いていたものの徐々に煙たがられる存在になっていき、突然部署異動をさせれたりして不遇な状況になって自分のキャリアパスに悩んでいたんです。その時にタイミングよく吉岡から食事に誘われて、本当に親身に話を聞いてくださったことがBTCに入社する大きなきっかけになりました。

社長との出逢いがはじまりでした

BTCで働く最大のやりがいは?

仕事に集中できる会社のコンパクトさ、お客様と対等な立場であること

良くも悪くもコンパクトな会社であることだと思います。私は大規模な社員数を抱える大手企業も経験しているのですが、BTCの良さは、いわゆる大企業にありがちな「管理のための管理」や「報告のための報告」といったムダな社内手続きに忙殺されることがなく、あくまで自分の担当しているプロジェクトや社内活動に専念できるところが魅力だと感じています。それから、小さい会社だけれどもお客様と対等に意見を交わすことができると言うのは BTCの良さかなという気がしますね。

仕事に集中できる会社のコンパクトさ、お客様と対等な立場であること

BTCが大手企業と対等にできる理由

ITコンサルとしての「気概」、「プロ意識」

BTCくらいの規模でも大きなお客様の会社と対等にやらせていただけるのは、会社の規模というよりは、BTCのITコンサルの「気概」「プロ意識」があるからだと思います。携わっているプロジェクトや顧客のために真に必要と思われる事は、相手にはっきり物申すからだと思いますね。そうでないと小さい会社だと、どうしても大手企業から下請けの立場に見られてしまいます。

例えば、前々職では非常に規模の大きいSIerに所属しており、どんなに大規模なシステムであっても実現できる環境でした。でも当時のその会社では、お客様と対峙した時に、どうしても古くからある「請負根性」と言うか、「言われたことをやります感」を出してしまう企業風土がありました。そうすると、クライアント側も「では、言ったようにやってくれればいいんだよ」というスタンスになることが多かったんです。

そうではなくて、プロとして対等な関係を築いてこそ、クライアントにとって価値のある提案や課題解決を出すことができると思うんです。企業規模は関係なく、対等な関係で率直に相手と話すことでクライアント側も対等な関係なんだな、という認識をしていただき、上から物を言うのではなく信頼して相談や協議をしていただけるようになると思っています。もちろんそれは、こちらとしてもプロフェッショナルとして真剣に向き合っているからこそできることでもあります。

学生へのメッセージ

自分の理想の社会人像、会社像を作りすぎず、オープンマインドで企業や仕事を見ていこう

実は、私は学生の時、社会人になりたくない、という逃げの気持ちが強かったんです。
私の頃だとインターネットがまだ一般的ではなかったため、就職活動は全て手書きの手紙によるものでした。大学3年生の年末頃にリクルート社からすごく分厚い就職雑誌が自宅に届き、その雑誌についている企業への採用応募はがきを使い、人によっては100枚以上書いて企業に送るのが就職活動の始まりでした。
そして、2月、3月くらいに企業説明会とかがあるんですが、私の場合は社会人になりたくなかったので、ぐずぐずして年末に届いていたその就職雑誌を大学4年の5月の連休まで開けなかったんですよ。そしたら、もう5月には企業説明会はほとんど終わってるわけです。私は、そんな就職活動でした(笑)。なので、就職活動について学生さんに偉そうなことはまるで言えないんです。
ただ、今の学生さんは業界や企業の研究、面接対策などをされると思いますが、自分が作った社会人像や会社像のイメージに変に縛られないほうがいいですよ、ということは言えると思います。

オープンマインドで企業や仕事を見ていこう

例えば、インスタントラーメンの大手企業にラーメンの開発がしたくて入社しても、実際にその商品企画から開発に関わることができるかどうかは、自分の意思では決めることができず、興味のない部署に配属されることもあるわけです。でも、企業はその人の適性をよく見ていて、企業側の各部署の必要性などに応じて配属を決めます。実は、そこで学生の自分では知らなかった興味深い取り組みがあったりするんですよね。自分の思いが強すぎると逆に自分の可能性を狭めてしまうことにもなってしまうと思うのです。

自分がその仕事に向いているかということは、社会人になって実際に業務に就いてみた後に分かってきたりすることもあるので、ある程度のイメージ像はもっていてもいいと思いますが、まずは最初の先入観やイメージに縛られすぎないでオープンマインドで企業や業務を見ていったらよいのではないかと思います。

BTCに新卒採用で入社される皆さんに成長していただくためにも、私自身、プロジェクト先に新人と一緒に行ける機会を多く作りたいと思っています。新入社員を箱入りにしてお客様のように社内に囲っているような企業もありますが、BTCではどんどん前線に出ていけるようにしたいと思います。初めの頃は緊張したり思い通りにいかないケースなどもあると思いますが、ご自身の成長に繋がるのはそういったプロジェクトの現場での経験ですし、そこを楽しみにしてくれるような人は向いていると思いますね。ぜひ、応募してみてください。

BTCではどんどん前線に出します