サービス
システム化計画立案
業種
不動産金融
領域
システム化企画/ベンダー選定
期間
6ヶ月(通算)
規模
大規模

お客様課題

部門システムの導入から15年が経過し、事業内容の変遷にシステムが適合できず、下記の課題が顕在化。

● 主力である投資案件や海外案件が登録できず、案件管理が属人化。部門全体予算の管理が手作業となり、精度および工数に問題。
● 債権/債務管理業務においてシステム外での作業が増え、計上漏れ等の問題が頻発。
● 設計ドキュメントが適正に管理されておらず、仕様がブラックボックス化。結果として保守コストが増大。

全社プロジェクトに伴って部門システムの大幅改修が必要となり、部門システムの再構築を検討。

プロジェクト概要

システム化計画立案フェーズと、概要要件定義/ベンダー選定フェーズに分けて実施。

システム化計画立案フェーズ(3ヶ月)
ITコスト削減および内部統制の観点から「建設部門システムのあるべき姿」を検討。CIO及びCFO向けに報告資料を作成し、意思決定を促進。

概要要件定義/ベンダー選定フェーズ(3ヶ月)
3か月という短期間で概要要件定義、RFP作成およびベンダー選定を実施。

プロジェクト規模

予算(プロジェクトで試算した開発予算):約3億円
体制(人数)
・プロジェクト全体人数:約10名(計画フェーズのみ、提案ベンダーを除く)
・当社参画人数:3~5名

弊社役割と成果

プロジェクトの主担当としてプロジェクトの計画立案、実行、管理のすべてを担当。部門の扱う商材の特殊性を鑑み、業界ノウハウのある専門コンサルとの協業体制を構築し、検討を推進した。

● クライアントPM補佐・全体管理・・・・・・・1名
● 現状分析およびシステム化計画立案・・・・・ 2名
● 概要要件定義およびRFP展開・審査・・・・・2名

【成果】
計画立案フェーズではITコスト削減および内部統制の観点から「部門システムのあるべき姿」を検討。Top-Down&Bottom-Upの両面からヒアリングを実施し現行業務・システムの課題を整理。システム化計画について経営層と大筋で合意し、システム化予算の獲得に成功。
続くベンダー選定フェーズでは業務の独自性からシステム構築費用が高くなる事が懸念されたため、新規ベンダーを含めた入札方式を提案。新旧ベンダー間に情報格差を生じさせない」をモットーに作成されたRFPと、「客観的公平性と、クライアントの要件による重み付け」を反映した選定基準により、価格競争力のある新規ベンダーへの発注を実現。既存ベンダーの提案と比較し大幅なコストダウンを達成。