サービス
システム開発
業種
国際物流
領域
システム設計・開発
期間
6か月(通算)
規模
大規模

お客様課題

2008年10月に更改の税関システム(次期NACCS)では荷主参加型となり輸出入通関情報を電子で連携する必要があった。
某商社は全社的に貿易業務を取り仕切る部署がなく対応が遅れていたため、次期NACCS対応を期に全社標準の貿易手配管理システムを構築することとした。当該システムは通関情報の電子化・次期NACCS連携部分の機能開発に加えて通関情報の帳票化をスコープとしていたが、商社特有の取扱品目の多様性や独自性により高度な柔軟性を持った帳票機能の開発が必要であった。

プロジェクト概要

次期NACCS連携ならびに全社貿易管理

フェーズ1(1.5年)
通関情報の電子化ならびに次期NACCSとの連携の実現
フェーズ1.5(6か月)
通関情報の全社共通帳票化
フェーズ2(6か月)
周辺業務の有効活用

プロジェクト規模

予算(アプリ開発・インフラ含む):約2億超
体制(人数)
・プロジェクト全体人数:約100名
・当社参画人数:3~8名

弊社役割と成果

通関情報の全社共通帳票の開発・導入(フェーズ1.5)を全面的に請け負った

【成果】
通関申告帳票は部署毎、取引毎にレイアウトや出力ファイル形式が異なり、また1取引に紐づく複数帳票種に跨って同内容の出力部が存在していたり、帳票種によっては可変部分が多いもの等、様々であった。
そのため、帳票データ部ならびにデータ取得部と、帳票出力表示部を明確に分割し、同一の帳票データから将来的な独自のフォーマット作成が可能となるように設計・構築した。またファイル出力部分についても分離することによりPDFのみならずExcelファイル形式への出力を実現し、システムでは個別に対応しきれない各部署、各取引の細かな要件を吸収した。