サービス
プロジェクトマネジメント支援 / PMO運営
業種
国際物流
領域
PMO支援
期間
2年(通算)
規模
大規模

お客様課題

制度対応として輸出入管理システムを全社に導入することを計画。しかし、要件定義フェーズ中に、以下の課題をPMが不安視する。。

● 要件が纏まらず要件定義が終わる見通しが付かない
● 予定通りの新システム導入に向けて、スケジュール管理や課題管理、スコープ管理等のプロジェクト管理を梃入れしたいが、PM自身が行うには工数に限界がある
● ユーザーである社内の各部署へ、システム展開を推進する担当者をアサインしたいが、適切な要員が見つからない

プロジェクト概要

結果的に、制度対応として新システムを構築・リリースするフェーズと、社内利用率100%に向けた計画立案~要件定義~リリースの大きく2つのフェーズに分けて実施した。

新システム構築・リリース(10か月)
リリース日を厳守するために、段階的リリースを実施。リリースする機能、タイミングの検討を支援。

利用率100%に向けた計画立案からシステム構築の支援および社内への展開支援(12か月)
取り扱う商材が多岐に渡る総合商社では、商材毎に輸出入管理業務が異なるため、輸出入管理システムの利用が普及しなかった。利用率100%に向けた計画を立案し、遂行した。

プロジェクト規模

予算(プロジェクトで試算した開発予算):約5.5億円
体制(人数)
・プロジェクト人数:のべ約380人
・弊社参画人数:4名

弊社役割と成果

PMの補佐・全体管理としてプロジェクト管理の他、社内稟議用書類作成の支援やベンダー管理の支援を行う。また、要件を優先順位づけ整理して、機能リリースに向けた計画を立案し、ユーザーにヒアリングを行い、システムの目的を再整理するとともに社内利用率100%に向けた計画の立案し、遂行した。

●クライアントPM補佐・全体管理・・・・・・・・・・・・・・・・ 2名
● 要件定義、社内展開計画立案・実施・・・・・・・・・・・・・・ 2名

【成果】
要件を優先順位づけして分割リリースを計画。計画に向けて、プロジェクト管理のうち、スケジュール管理については日々開発ベンダーにヒアリングを行いETCを管理した。その結果、予定通りのシステムリリースを実現。
その後、前フェーズに培った社内ユーザーとの関係から詳細なヒアリングを実施し、システムの目的を再定義した。目的に合致した機能をリリースする事および、クライアント企業の管理部門とも連携してからユーザーへ展開することで、利用率100%を達成した。